ネットで国産酒販売は難しい?
ネットショップ(通信販売)は、販売可能な酒類に制限がある事をご存知でしょうか?
ネットショップ用の酒販免許(通信販売酒類小売業免許)では、取扱えないお酒があるので注意が必要です。
【取扱可能なお酒】
|
簡単に言うと、「生産量の多い大手メーカーのビールや日本酒などは販売できないけれど、生産量が少ない酒造メーカーのお酒なら販売できる。」という事になります。
3,000キロリットル
とは、どれくらいの量かと言うと、
日本酒1升瓶を1800mlとすると、166万本くらいになります。
16600石くらいですね。
ワイン(750ml)に換算すると400万本になります。
日本酒の蔵元の場合、小さい所ですと200石くらいからあるので、意外と多くの蔵元のお酒が取扱えるのではないかな?
と思います。
国産酒の生産量は、事前に蔵元さんにご確認下さい!
蔵元の証明書が必要です
免許申請にあたっては、取扱予定の酒造メーカーから証明書を発行して頂く必要があります。
各品目について3,000キロリットル未満なので、複数の品目を生産している蔵元の場合はご注意ください。
(例1)清酒:2,000キロリットル + ビール:2,500キロリットル ⇒ OK
(例2)清酒:3.100キロリットル + ビール:100キロリットル ⇒ NG
この証明書は品目毎に必要となります。