国土交通省が推進する、平成31年4月から本格運用が開始された新しいシステムです。
建設業界が将来的に優秀な人材を確保・育成していくために、技能者の技能・経験に応じた適正な評価や処遇を受けられる環境を整備することを目的としてつくられました。
技能者の現場就業履歴、保有資格などをシステムで管理することにより、正当な評価や労働環境改善を目指しています。
建設キャリアアップシステムを導入・利用するには、建設業事業者は「事業者登録」、技能者は「技能者登録」を事前に行う必要があります。
現在(2021年)の段階では、全国で約10万事業者と約50万技能者が登録されています。
キャリアアップシステム登録義務化へ(技能実習生受入れ)
建設分野の技能実習生の受入れに、建設キャリアアップシステムへの登録が義務化されました。
令和2年1月1日からは、技能実習生受入れの3つの要件が適用されています。
- 建設業許可を取得していること
- 建設キャリアアップシステムに事業者が登録していること
- 技能実習生を建設キャリアアップシステムに登録すること
*既に受入れている実習生は経過措置として適用外となっています
弊所では、建設業許可申請、建設キャリアアップシステム登録をサポートしております。